ライブで暴れるとなると疲労、筋肉痛、筋を痛めたりなど色々な体調不良が伴います。
それらの対応をざっとおさらいします。
■整理体操
準備運動のようなことをライブ後にもやっておくと、若干ですが翌日が楽になります。
■筋肉痛
筋肉痛はひどい場合は吐き気を伴います。
吐き気がおさまったら、筋肉痛の部位をあえて動かすことで筋肉痛の期間を短縮できます。
温かいお風呂に入ってマッサージをする。
痛みがひどい場合はアイシングする。
氷のう、もしくは保冷剤があったら良いですね。
ちなみに冷感シップを貼るのはアイシングではありません。
冷感シップは冷たいように感じさせているだけなので、実際に冷えている訳ではありません。
冷感、温感シップはどちらを使っても効果は一緒ですので、その時の体温や気温によって使い分けると良いでしょう。
一番痛みがとれるのは貼るサロンパスですw
塗るタイプだとバンテリンが効きますが、すぐに落ちてしまうので1時間くらいごとに塗りなおす必要があります。
■気分が悪くなる(酔う)
ヘドバンにまだ慣れてない人や、
国際会議場や、EX THEATER ROPPONGI2階前列など建物の構造により酔います。
車に酔いやすい人はライブ前に酔い止め薬を飲んでおくとヘドバンしてもフラフラしなくなります。
酔い止め薬がない場合は水に濡らしたタオルを首の後ろや頭に乗せる。
ジンジャーエールを飲む、などすることで改善することがあります。
また熱中症や貧血などほかの原因でも気分が悪くなることがありますので、そちらも参照してください。
■筋を痛める
筋肉痛と違い、ひきつったような痛みがあります。
ひきつった痛みがある場合はシップを貼って可能な限り動かさないこと。
マッサージや整体に行くのは効果的ですが、下手な整体師だとかえって悪化することもあります。
通常はどんなに酷くても1週間で治りますので、それ以上痛みが続く場合はヘルニアやテニス肘などが疑われますので、病院に行きましょう。
ヘルニアやテニス肘は完治まで半年、一年とかかります…。
■熱中症
「会話が通じない」や「呼びかけに反応しない」「ひきつけを起こしている」など重篤な症状が出ていたらすぐに救急車を呼んで下さい。
熱中症の症状は「めまい」「顔のほてり」「筋肉痛」「筋肉のけいれん」「吐き気」「体温が高い」「腹痛」「体に力が入らない」など色々あり、判断が難しいです。
なので熱中症になる前に予防する心構えが大切です。
水分と塩分をとること。前日にしっかり睡眠をとること。
直射日光を避けて、首やわきの下など太い血管が通っている部位を冷やす工夫をしましょう。
■貧血(血管迷走神経反射)
水分と塩分と鉄分をとって、足を高くして安静に。
■痣が残る
大抵の場合、ライブに行ったら痣の一つや二つはできます。
3日以内の痣はアイシングする、
3日以上の痣は温める、と覚えておくと良いです。
あとヘパリン類似物質の入った塗り薬や保湿クリームなども効きます。
■首が座らない
首が座らない原因は筋肉痛、ムチ打ち(筋を痛めた)、酔い、ただの筋肉疲労など色々あります。
横になり休息をとるのが一番ですが、すぐには無理な時は
頸椎カラー(コルセット)、もしくは首の後ろと横にテーピングするのが良いです。
自分は車の中に頸椎カラーと飛行機に乗るときなどの首まくらを積んでいますw
■脳梗塞などの深刻な病気
非常にまれですが、ヘドバンは脳梗塞、脳出血、外傷性脳障害、頸部損傷などを引き起こす可能性があると言われています。
また慢性的な原因不明の頭痛が引き起こされる場合もあるようです。
吐き気やめまいが暫く休んでも治らない場合、頭痛が長引く場合などは病院に行ってみて下さい。
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